大容量ポータブル電源のおすすめ7選
大容量ポータブル電源は、いざとなったとき非常に役立ちます。災害時、キャンプなどのアウトドア時に欠かせない大容量ポータブル電源を選ぶ際、どんなポイントをおさえておくのがおすすめかについての解説、そしてポイントを踏まえたうえで、おすすめの商品を紹介いたします。
大容量ポータブル電源の利用シーンは?

アウトドアを趣味とする人が増えている昨今で、注目されているのが大容量のポータブル電源です。大容量ポータブル電源は蓄電池の一種で、あらかじめ電力をバッテリー内に溜めておき、コンセントがないところで臨時の電源として利用するものです。持ち運べる電源ということで、趣味の場面だけではなく、有事の際にも役立ちます。購入を考えている場合、利用ができるシーンについてより明確に知っておくと、購入する製品に対するイメージが掴みやすくなります。
アウトドア
リモートワーク
災害時の非常電源
野外でのイベント
撮影現場
DIY
想定されるシーンは主にこの6つ、使用例についても詳しく解説いたします。
アウトドア
キャンプや車中泊が話題になっており、そのためのグッズも増えています。より野外で快適に過ごせるよう、考えられたグッズの中には電気の利用を前提にしたものもあります。LEDランタン、小型の冷蔵庫、電気調理家電の電源として、ポータブル電源は利用されています。
リモートワーク
今、出社を必要としない企業が増えています。家で仕事をするケースもありますが、気分転換を目的に自然の豊かな公園などで、仕事をするケースがあります。ポータブル電源はより自由度の高いリモートワークをする際、PC充電におすすめです。一度充電するために帰宅しなくてはならない、ということも起こらず、自分が満足するまで気持ちのいいリモートワークが可能です。
災害時の非常電源
地震が多いとされている日本、普段から災害への備えが重要視されています。停電などを見越して用意しておきたいのが電源で、大容量のポータブル電源は有事の際、強い味方になってくれます。情報を集めるためのスマートフォンの充電、食糧を管理するための冷蔵庫の電源、酷暑や寒さへの備えといった、身の安全を守るために不可欠なグッズといえます。
野外でのイベント
お祭りの屋台やキッチンカーなど、以前はガスを多用している人が多かったですが、今は電気調理器を持ち込んでいる人が増えています。安全かつ多様な活用がみこめる電気を安定供給するため、ポータブル電源が用いられています。
撮影現場
野外での撮影にも大容量ポータブル電源はおすすめです。仕事としてはもちろん、趣味で撮影する場合、持っているのといないのとでは利便性が全く違います。照明の電源、カメラやタブレットの充電を考えると必要不可欠です。
DIY
便利な電動工具が多数販売されていますが、いずれの工具もコンセントがある場所でしか利用できないケースが多いです。野外ですることも多いDIYは、どこにでも電源がある、という環境ではありません。しかしポータブル電源を持っていれば、どこでも電動工具が使用できます。
幅広い利用が見込まれる大容量ポータブル電源、ぜひ家庭に1つは備えておきたいアイテムです。
メリットとデメリット
商品の購入にあたり、メリットとデメリットについて把握しておくのがおすすめです。大容量ポータブル電源で挙げられる、メリットとデメリットをまとめました
メリット
主に挙げられるメリットは以下の通りです。
電気がない場所でも電化製品が利用できる
持ち運びが簡単
災害対策ができる
いま、電気が必要なアイテムが増えており、日常生活では欠かせないものです。アウトドアも様変わりし、電気を必要とするものが増えています。それを稼働させるための電気を、片手で持ち運べるように工夫された製品が大容量ポータブル電源です。災害時に避難所へ持ち込んでも、音が小さく排出ガスがありませんので、周囲に迷惑をかけてしまうこともありません。
デメリット
バッテリーが付属しているものを利用するにあたり、気を付けておきたいポイントがあります。それはポータブル電源でも同様です。
製品によっては発火の危険性がある
水に弱い
使用にあたりまずは充電が必要
水害については避けようがないケースもありますが、基本的には正しい選び方と使い方を意識できれば発生しないデメリットです。値段が高額になる、という部分も指摘されやすいですが、安さで選ぶのではなく、安全性と容量を重視して購入をおすすめいたします。
モバイルバッテリーとの比較

コンビニでも購入できるモバイルバッテリー、ポータブル電源と使用目的は似ていますが、根本的な違いがいくつもあります。モバイルバッテリーでは補えない部分も、大容量ポータブル電源では補えます。
容量の大きさ
モバイルバッテリーは大きさが手のひらサイズとコンパクトなものが多く、大容量ポータブル電源はサイズが大きいものが多いです。片手で持ち運びできるといっても、サイズの違いは歴然です。しかしその分蓄電量が多く、まかなえる電力が大きいです。スマホを1回充電するのを前提としているモバイルバッテリーがほとんどで、容量が大きいものでもスマホの充電を3回程度を想定して作られているのがモバイルバッテリーですが、大容量ポータブル電源はもっと電力が必要な家電を動かせる電力を蓄えられます。
使用できる電化製品の種類
大容量ポータブル電源の場合、定格出力が大きく、使える家電が多いです。家庭用の機器も使えるため、小型の冷蔵庫、IHなどにも使えます。かなりの電化製品に対応いているので、アウトドアはもちろん、災害時にも安心のアイテムといえます。
端子の種類
家庭用の機器を使用するにあたり、必要なのがコンセントです。USB端子対応の電子機器も増えていますが、家電においてはほとんどがコンセントでの給電となります。モバイルバッテリーの場合USBでの給電ですが、大容量ポータブル電源の場合はコンセントなど、端子の種類が多いです。家電、PC、さまざまなものに電気を出力できます。
モバイルバッテリーではまかなえない部分も、大容量ポータブル電源ではまかなえる部分が大幅に増えます。家庭に1つ持っておきたい製品としておすすめしたいポイントです。
選ぶ時におさえておきたいポイント
大容量ポータブル電源を選ぶ時、たくさんの製品が見られます。その中で正しく商品を選ぶためにも、おさえておきたいポイントについてまとめました。購入する商品に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
バッテリーの容量
バッテリーの容量は大きい方がいい、と考えて購入するかもしれませんが、大きければ大きいほどに高額になり、重量が増します。必要なバッテリー容量を算出し、それにマッチしている製品の購入がおすすめです。
ポータブル電源の容量を指している表記は「Wh(ワットアワー)」という部分です。これは消費電力が100Wの製品を使用する場合、1時間あたり100Wh使用する、という考え方になります。
スマホ、PC、ゲーム機のバッテリー容量と、家電の消費電力を確認して、必要な容量を算出した上で購入する商品を選ぶのがおすすめです。
最大出力
電化製品によって異なる最大出力、使用する家電の最大出力よりもポータブル電源の出力の方が低い場合は動きません。そのためカバーできる最大出力を持っている製品を選ばなくてはなりません。電気鍋などは特に最大出力が大きく、場合によっては1200W以上のものを探す必要があります。
端子の充実度
大容量ポータブル電源はUSB以外にも出力端子があります。その端子が充実しているかどうかはとても重要、同時出力を想定している場合は特に大切なポイントです。端子の表記の中には聞きなれないものもありますので、解説いたします。
AC端子
いわゆるコンセントで、これがあれば大半の電化製品が使用できます。
DC端子
ミニ冷蔵庫やアウトドア用製品に使用されるケースが多い丸い端子です。
シガーソケット
自動車のシガーソケットと同様の端子です。
USB
モバイルバッテリーによくある端子、スマホの充電はこの端子です。タイプAなどの種類がありますので、自分が使用している端末に合ったものを選択します。
必要な出力端子がついているかどうか、見ておくべきポイントです。
本体の充電方法と充電時間
バッテリー容量が大きいので、本体の充電には時間がかかります。何時間で充電でき、どんな方法で充電できるのかを確認しておく必要があります。多くはAC端子で行われる製品ですが、中には別売りの製品を購入して充電するケースもあります。アウトドアで使用するだけの場合はAC端子のものが便利ですが、災害時の備えの場合、ソーラーパネル式・シガーソケット式の方が便利になる可能性があります。なんのために利用するのが主な目的かによって、選ぶ製品が変わります。
正弦波
電力には波形というものがあり、家電を動かすことが多いポータブル電源でおすすめなのは正弦波の製品です。この波形であればほとんどの電化製品に使用できます。
特性を理解せずに違う波形のものを使用すると、精密機器などの破損につながるため、注意が必要です。
PSEマークと保証
大容量ポータブル電源は大量の電気を蓄えるため、信頼できる製品を使用しなければ危険を伴います。信頼性が高い製品を見分けるために、見ておきたいポイントが「PSEマーク」です。電気用品安全法に適合した製品であるという証明なので、チェックしておく必要があります。保証期間は1?2年あるものを選ぶのがおすすめです。
いざとなった時に使用するのも踏まえた大容量ポータブル電源選びが大切です。ポイントをおさえて使い勝手がよく、それでいて安全な製品を選ぶよう心がけていきたいところです。安いだけ製品を選ぶと、十分な役割を果たせないだけでなく、発火などの事故が起こるケースもあります。
おすすめの商品7選
さまざまなポイントについて解説してきた大容量ポータブル電源、しかし製品をいざ選ぶのはとても難しいです。迷っている方のために、おすすめのポータブル電源を7つ紹介いたします。
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源 SPI-54AT
商品仕様
540Wh/500W(瞬間最大1000W)/50Ah
充電方法はAC・シガーソケット・ソーラーパネル(別売)
ディスプレイでバッテリー残量・残り時間・使用中出力・警告の表示
本体にLEDライトが搭載、災害時の暗闇でも操作可能
熱に強くて安心なリン酸鉄リチウムイオン電池
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源 SPI-1280P
商品仕様
1280Wh/1000W
充電方法はAC・シガーソケット・ソーラーパネル(別売)
ディスプレイでバッテリー残量・残り時間・使用中出力・警告の表示
本体にLEDライトが搭載、災害時の暗闇でも操作可能
充放電2000サイクル以上
周波数50/60Hzで切り替え可能で、日本全国どこでも使用できます。
GOODGOODS(グッドグッズ) ポータブル電源+ソーラーパネル SET-14298C
商品仕様
298Wh/120W(瞬間最大1000W)/50Ah
ミニポータブル電源とソーラーパネルの人気セット
軽量設計でコンパクト、重量4.1kg
本体にLEDライトが搭載
サブの電源としてもおすすめ
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源 SPI-320A
商品仕様
消費電力320W以下の電化製品に給電可能
ディスプレイでバッテリー残量・残り時間・使用中出力・警告の表示
本体にLEDライトが搭載
軽量かつコンパクト設計
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源+ソーラーパネル SET-14518B
商品仕様
超大容量518Wh/500W
本体とソーラーパネルの人気セット
ディスプレイでバッテリー残量・残り時間・使用中出力・警告の表示
本体にLEDライトが搭載
AC端子が4つで他の端子も充実
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源 SPI-T50B
商品仕様
518Wh/5000W
充電方法はAC・シガーソケット・ソーラーパネル(別売)
蓄光素材を採用、軽量かつ丈夫なアルミ合金
ロック機能つきで誤作動を防止
最大11台まで同時充電が可能
液晶ディスプレイを搭載
GOODGOODS(グッドグッズ) 大容量ポータブル電源+ソーラーパネル SET-14520A
商品仕様
540Wh/500W、最大9台の同時接続が可能
ソーラーパネルと本体のセット
LEDと液晶ディスプレイを搭載
AC・ソーラーパネル、シガーソケットで充電可能
もしものときに備えておくには特におすすめ
まとめ

電化製品の使用が日常生活において必要不可欠となっている現代において、大容量ポータブル電源は持っておきたい製品です。まだ備えていない場合は、ぜひ購入を検討してみてください。