介護業界で働くメリットとキャリアアップの方法・高齢化日本で期待の業界

超高齢化が現在進行中の日本社会。介護業界は、日本政府もバックアップを続けている、将来へ向けて成長が見込まれる業界です。この記事では、介護業界を取り巻く現状、社会のニーズに合わせる形で成長を続ける介護業界で働くメリット、そして介護業界でキャリアアップする方法について紹介していきます。

介護業界を目指す

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日本社会の高齢化が、かつて考えられていたよりも速いスピードで進んでいます。そんな中、日本政府も力を入れて取り組んでいるのが、介護業界の人材確保です。政府は、将来の高齢人口増加に備え、介護人材の育成や処遇の改善、そして業界の効率化などを進め、高齢者が生きがいを持って、なるべく自立した形で生活できる社会作りを目指しています。このような政府の動きから考えると、介護業界の未来は明るいと考えるのが妥当です。しかし、これから介護業界を目指そうという人の中には、仕事のきつさや難しさ、給与、また、将来的なキャリアアップの方法などを心配している方もいらっしゃいます。そんな方のために、介護業界を取り巻く現状、介護業界で働くメリット、そして介護の仕事でキャリアアップしていく方法をご紹介していきます。

介護業界を取り巻く現状

2045年には、75歳以上の人口が全人口の20%を超えると予測されている日本。超高齢化社会の到来により、介護産業は大きな成長が見込まれています。これだけ高齢者の数が増えれば、彼らを介護する人材が不可欠になりますが、現在も介護業界は人手不足が続いています。2025年頃には、約250万人の介護職員が必要だとする予測もあり、介護の仕事に就こうという人は、ひじょうに歓迎される状況になっています。
実際、介護業界への就職を決めた方の中には、『他の業界ではマイナス評価される「転職歴」などを気にされることなく採用された』「アラフォーなので心配していたが、まったく問題にされなかった」など、本人のモチベーションさえ問題無ければ、たとえ未経験者でも受け入れてくれる業界だと感じている方が多いようです。そしてもちろん介護業界は、本人の努力次第で、キャリアアップの望める業界でもあります。
このように、業界、そして社会が求めている介護スタッフ。未経験でも入ることが可能で、なおかつ経験を積みながら資格を取得し、自らキャリアを開いていけるという魅力に満ちています。

介護業界で働くメリット

介護業界では、ご紹介してきたように、業界からも社会からも人材が求められています。そのため、業界未経験者の採用にも積極的。ここからは、介護業界で働くメリットをご紹介します。

・メリットその1「未経験OK」

介護業界では、将来の高齢者増加に備え、業界未経験の人材も積極的に採用しています。業界未経験者で、なんの資格も持たずに働き始める場合、時給や給料は少々低く設定されますが、実務経験を積みながら、徐々に資格を取得することで待遇は向上していきます。また、すでに触れましたが、政府も介護業界で働くスタッフの処遇改善に力を入れています。介護保険における「処遇改善加算」はその一つで、スタッフの処遇を改善した事業所に介護報酬を多く配分するシステムがすでに導入されています。
ハードだと言われることの多い仕事の内容も改革されようとしています。個々の介護スタッフにかかる負担を軽くするため、すでにリタイアしたシルバー人材を積極的に活用したり、外国人の介護人材を活用したりする取り組みも始まっています。また、政府は介護ロボットの開発にも力を入れており、将来的に介護現場への導入が進めば、介護スタッフの負担は大幅に軽減されると考えられています。

・メリットその2 キャリアアップ

介護業界は、キャリアアップに適した環境です。他の業界では、未経験でキャリアアップを狙うことは、上司が決定する事項なので、個人ではどうすることもできないことがあります。しかし、介護の仕事の場合、継続して仕事の経験を積むことにより資格試験の受験資格を得ることができるので、キャリアアップの道のりは自分次第です。介護の資格を得ることができれば、能力の証明になりますので、当然、待遇もよくなります。このような形でステップアップを続けることで、管理職のポジションも見えてくるようになります。

・メリットその3 介護専門職

介護業界の仕事は、自分の努力次第で資格を取得し、キャリアアップがしやすいことをご説明しました。しかし、介護業界でのキャリアアップは、専門職への道も開きます。「ケアマネジャー」や「生活相談員」という仕事がそれに当たります。

介護業界でキャリアアップする方法

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将来に向けて人材育成、そして人材確保に力を入れている介護業界には、業界未経験にもキャリアアップのチャンスがあります。そのキャリアアップの方法もとてもわかりやすく、基本的には資格を取得することでキャリアアップしていきます。

実務者研修

実務者研修を終えれば、高齢の方や障害を抱える方の身体介護(食事、入浴、排泄、着替え)と生活援助(掃除、洗濯、調理、買い物など)ができるようになります。この実務者研修では、基礎的な介助知識や技術、そして「痰吸引」などの医療行為についても学習します。実務者研修を終えることで、訪問介護事業所における「サービス提供責任者」のポジションに就くことも可能です。実務者研修は、誰でも受けることができます。

介護福祉士

介護の資格としては上級の資格となる「介護福祉士」は、ケアワーカーと呼ばれることもある国家資格です。介護福祉士は、高齢の方や障害を持つ方に介護サービスを提供するだけではなく、優れた知識を持つリーダーとして、介護スタッフをまとめ、スタッフの指導に当たります。養成校や福祉系の高校に通わない場合は、介護業界における3年以上の実務経験と、実務者研修の修了が受験資格となります。

ケアマネジャー

介護サービスを利用する本人やご家族、そして自治体や介護保険施設など、関係各所の調整役をこなすのがケアマネジャーです。「ケアプラン」という、個々のサービス利用者のための介護プランを作成し、状況により適宜、プランの調整を行います。ケアマネジャーの受験資格を得るには、法定資格を取得し、介護や医療、保険エリアにおいて5年以上の実務経験を積む必要があります。

生活相談員

生活相談員は、主に特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護福祉施設で働いていて、ソーシャルワーカーと呼ばれることもあります。サービス利用者とその家族、関係各所との連絡、調整が主な仕事になります。
このように説明すると、ケアマネジャーの仕事内容と変わりませんが、生活相談員の仕事は、基本的に連携と調整です。ただ、業務の範囲は幅広く、対応能力が問われる職種だと言えます。生活指導員は、資格ではなく、職種であることに注意が必要です。生活指導員になるには、多くの場合、社会福祉士などの資格を取る必要があります。要件無し、経験無しで生活指導員になれる自治体もありますが、こうした自治体では介護保険施設や通所サービスなどで、常勤スタッフとして介護業務の実務経験を積む必要があります。

介護業界で独立

介護業界でのキャリアアップは、介護業界で実務経験を積み、そして独立することでもかなえることができます。確かにかんたんな道のりではありませんが、介護に対する高い志があるのなら、自身が理想とする介護事業を興すことは夢ではありません。資金や、経営のための優秀な人材を確保しなければならないという課題はありますが、キャリアアップの選択肢としては外せません。